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ガス乾燥機のベルト交換・エラーコード61

2024年1月31日

2020.10.27 加筆・修正
 

およそ10年間、なんのトラブルもなく働いていたリンナイのガス乾燥機・乾太くんが

エラーコード61を出して動かなくなった。

 

 
「いよいよ買い替えかあー10年も毎日2-3回は使ってたからなあ~。。。。
ん?なになに、、、、エラーコード61はファンベルト切れでDIYで交換できるのか~。」
「動画も公開してる人がいるなあ~これなら自分でできそうだ」
 
# なお機種はリンナイ(ガス乾燥機は今やリンナイしか作ってないんだって)RDT-51Sです。

 
< 2回やってみた自分なりの感想 >
自分なりに感じたポイントを書いとく。# 説明写真はamazonで売ってる互換品ね。
 
0、交換用ベルトの準備
 
純正がベス 
楽天市場 でん吉 さん (← クリックでダイレクトリンク)で売ってる。
# 親切に対応してくれるので、他の型番でも問い合わせてみて。
RDT-51Sの場合は 品番 Rinnai 057-016-000
 

上記リンクの適応機種

RDT-51S、RDT-51S-2、RDT-50E、RDT-50S、RDT-51SA、RDT-51SA-2、RN-050-ST、RDT-51S-1

 
 
純正がベストな理由: ・ 1年使ってみたが互換品の方が伸びが早い感じがする。
         ・ どうやら汎用なのでベルトの長さが違う様子。
         ・ 交換用のフェルトがついていない。たぶん純正はオイルもついてる。
 
フェルトは台所の洗剤で7-8回ごしごし洗って、形を整えて再利用したけど、起毛されるためか
裏側の両面テープが付きづらくなる。純正ならペタッと張るだけでしょ?
# 画像はケチケチ再生フェルト
再生フェルト
 
互換品はアマゾンとかで売ってて2回買ったけど、長さが違うと軸ブレの原因になるから
やっぱり純正だと結論したよ。値段もほとんどかわんないじゃん。
 
1、修理後の設置に2人必要 
乾燥機はたいてい洗濯機の上に置かれているだろう。その上ちょっと重い。カタログ値5kg乾燥タイプで約30kg。取り外しは一人でやったが、設置は高い位置に乗せるので、最初は一人だと相当困難と思われる。慣れれば乾燥機をもったまま適切な足台に上がれば一人でもできる。
# 怪我注意
 
2、修理より清掃時間の方が長く大変
修理は「裏蓋外して、ベルト替えて、シリコンスプレー吹いて、元に戻す」だけだから、丁寧にやっても3-40分あれば終わる。
問題は清掃で、乾燥機があった場所がすごく汚れていたり、乾燥機の熱気排出口がホコリまみれだったり、そこらじゅうが微妙に油汚れでべたべたしてたりする。
 
どこまで清掃するかによるが、当方は「乾燥機台、乾燥機のあった壁、裏蓋とファンベルト周囲、乾燥機の排気口」をそれなりに清掃したところ、2時間以上かかった。
単なるホコリなら良いが、油まみれの汚れなので、その系統の洗剤を使っても手間がかかる。
 
3、シリコンオイルもしくはシリコンスプレーを用意
スプレーしておいたら、すごく動作音が静かになって修理した満足感が出る。
ベルトの寿命を延ばすことにもなるのでオススメ。添加物なしのスプレーなら200円位で買えるので。
 
4、交換用フェルトが欲しい所だが、入手できなければ難燃性両面テープの用意を。
ファンベルトにシリコンを供給してるのが、フェルトに染み込ませたシリコンオイルなので
フェルトは交換したいところだが、社外品にはついていないので、せめてベルトが当たる部分を
やれていないフェルト部分にしてあげたい。普通の両面テープでも良いのかもしれないけど、一応安全をとって。

・エラーコード61

 

1、ガスを止める

 
2、コンセントを抜く

 

3、アース線接を外す
(コンセント側でもOK、本体側の方が移動の際に引っかからず便利ではある)
IMG_20190912_215419.jpg
 
2、台座の4か所のねじを外す
IMG_20190912_213853.jpg
 
 
 
5、上の排気パイプを外す。(左右2か所のみでOK)
IMG_20190912_214518.jpg
 
外して養生テープで保持IMG_20190912_214842.jpg
 
6、本体のガス接続部を外す(金色の輪を下げたままにして外す)
外したところIMG_20190912_215151.jpg
 
作業場所に移動IMG_20190912_221843.jpg
8、裏蓋のねじ(たくさん)を外したら、やっぱりベルトが切れてた。
ついでに排気パイプのプラ部品も外して中を清掃する。
IMG_20190912_223445.jpg
 
9、中央のピンを外してから、赤丸のねじを外してベルトを交換するのが王道で、ラジオペンチとかペンチあればできるのだから、こっちをお勧めしたい。
 
初回は、プレートを力で浮かせて隙間から丸ゴムを滑り込ませていたけど、プレートがゆがみそうで嫌だし、結構力がいる。
 
ドラムを手で回してあげてピンの位置を取りやすい位置にするのがワンポイント。
丸ベルト交換
 
10、フェルトはやむ負えずこのまま使用。はがしてキレイな面をベルト当り面にしようかと思ったけど、「難燃性の両面テープ」が手元になかたので、安全第一で。普通の両面テープでもいいのかも知れないけど、燃えたりしたら嫌だから。その代わりたっぷりシリコンスプレーしておく。
IMG_20190912_223504.jpg
 
11、新しいベルトの長さ確認
IMG_20190912_223610.jpgIMG_20190912_223650_1.jpg
 
12、交換して各部にたっぷりシリコンスプレー
IMG_20190912_225334.jpg
 
13、元通りに戻して完成! ガスコードの接続はただカチンと入れてロックがかかっていればOK。
抜くときはあんまり考えないで抜いちゃうけど、接続してみたら、ガタがある気がして急に不安になる。
# 一応初回起動時にはガス臭くないか?乾燥開始で燃焼ランプが赤に付くかどうか確認を。
あ、つないだらガスの元栓開けないとダメですよ。(笑)