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DIYでエアコン取り外しを行う

2022年2月3日

2022.2.03 改訂

おおまかな流れ

まず、ポンプダウンして冷媒をコンプレッサーに戻す。ここが最初であとは順番を問わない。

→ 室内側の2本の配管接続部(フレア)の外し → 外装外し、VVFケーブル外し、ドレンパイプ外し


ポンプダウンの仕方

You Tube で「DIYをめぐる冒険」と言う題名で、いるかさんと言う方が、DIYでのエアコン作業動画を多数あげておられます。1つ1つがやや長いですが、すごく役に立ちます。

特に初回ポンプダウンするにあたって上記は必見です。 以下は完全に動画の受売りですがあえて文字で書いときます。


ポンプダウン・文字での説明

レンタルした工具セットには圧力計を使ったやり方が書いてあったが初回だし間違える方が問題なので、下記のごくシンプルな方法でやった。

1、ますエアコンを約10分強制運転、真冬でも冷房運転します。夏場は冷房の一番低い温度でも可。
# 強制運転の仕方は取説で確認のこと
## この際にきちんと冷えないものはポンプダウンしてはいけません!コンプレッサーが爆発して重大な怪我をする可能性があります。

2、エアコンの室外機の側面のフタを開けて、細い方=冷媒送り側 と 太い側=戻り側のキャップを外しておきます。エアコンの強制運転は続けたままです。

3、4mmの六角レンチを「細い方」につっこみ中のニードルバルブを「右回りで完全に締め」ます。数秒でコンプレッサーの音が変化するのがわかるはずです、少し大きめの音で高音気味になるかな?

4、最大でも3分たったら今度は「太い方」も右回りで完全に締め、直ちに「エアコンのコンセントを抜きます」 ※ ここはリモコンとかいじらす、いきなりコンセントを抜くで良いようです。

5、これで取り外しの準備は完了です。


エアコンの取り外し

今回は「エアコン取り外し後に分解洗浄」してもとに戻すので、エアコンと配管の接続部分のみ外すこととした。
接続部は通常、配管が右直ならば壁の外に、左だしならエアコンの裏側に水平に隠れているようだ。

断熱スチロールの丸棒みたいのに巻かれていて、一部太くなっているところが接続部です。巻いてあるテープなどを外して露出させます。さてこの部分のネジを緩めてあげればあっさり外れますが、、、

ここでの注意点は太い方のナットはかなり固く締まっているのと、エアコン側のナットは固定だから間違ってもそっちを回してはいけないという点です。

あ、大丈夫だろうけど「緩めるにはどっち回しか」確認してから回してね、混乱しやすいから。通常の右ネジです。

B、外れたらエアコン側のフレア部を保護+防水しておく。
# 水は真空引きで蒸発するかも知れないが、フレア部に傷が付いたらどうしようもないので。

C、配管もフレアもそのままで再使用する人もいるらしいが、今回は配管のみ再使用し再度フレア加工した。最短距離でカットすれば10mmあるかないかしか短縮しないから、取り回しを大きくいじる必要はなさそう。
レンタル工具のパイプカッターが、古いフレアをひっかける溝があるもので、最短距離でうまいことカットできた。フレア加工自体はレンタル工具でもできたかも知れないけど、実は良いやつを買ってしまった。

フレアツールに銅管を挟んだ際に、先端をどの程度余らせるかは定説はないみたいだ、2mm~1~0.8~0.5~ツライチまであるみたい。 # 足りないか過剰に余らせなきゃいいんじゃないかな?

D、エアコンの外枠を外してVVFケーブルとドレン固定のネジを外しドレンホース、VVFケーブルからフリーにする。

前も書いたがVVFケーブルはマイナスドライバーでぽっちの所を押すことよりも、プライヤーなどで配線を引っ張ることに注力しないと抜けない。かなり固く癖がついてるので「ひっぱってるようで引っ張れてない(笑)」とかあるので。

VVF.jpg

 この機種のドレンパイプは抜け止めのネジが止めてある。しかし何ともやりづらい位置にある。
ここは自在に曲がるフレキシブルドライバーがあればすごく助かる。ここで体力や時間喰うのは馬鹿らしい。  

E、ここまでやれば後は背板から外すだけ。虫が来ないよう養生テープでふたしとく。  

背板だけ