マキタのクリーナーのスタンドを100均のシューズハンガーで作る
年末の忙しい時期に、ダイソンのバッテリーが死にました。10秒しか持たない。
で、今度はマキタにしてみた。バッテリーは一番軽量な1.5Ahの1815Nがあるし。
セレクトしたのは、CL282FDZCW 紙パックでありながら、サイクロンアタッチメントが付いているので紙パックの交換頻度が減るし、そのサイクロン部分のゴミ捨ても容易である。
ダイソンにない利点として、およそ30分の急速充電が可能。バッテリーパックを交換するだけで掃除が続けられる点は大きい。
なお注意点として「マキタ互換品のバッテリーは絶対に買ってはいけない!」
「なぜか?」
実はあまりにもマキタバッテリーの互換品の発火事故が多いので、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から通達が出てる。
たぶん皆さんリチウムイオン電池の厄介さ怖さを実感していない。
発火したならば、水で冷却するしかないが、水の酸素とも激しく反応する。破損したものはどこも引き取ってくれないなど。おいらはばらしている最中にショートして一気に発火したことあるし、発火実験の動画とかもよくみて学習したから。
マキタ互換品のバッテリーをばらして検証してくれている、すばらしいサイト
VOLTECNO (ボルテクノ)の中の記事は必見である。
変な話であるが、私自身はダイソンの互換品のバッテリーは今まで何種類か買っている。
半年も持たないものもあれば、純正なみにもったものもある。
ダイソンのバッテリーのように何時間も弱い電流で充電するなら互換品でも比較的リスクは低い。
リチウムイオン電池は充電電流に気を付けなくてはならない。
しかし、マキタは急速充電=大電流で充電だから、発火リスクが高い
よく探せば純正で安めのはあるから、2-3千円をけちって発火のリスクを抱えるのは馬鹿ですよ。
ダイソンは壁掛け用のセットがついているので、これをどこかにねじ止めすればいいし、普段は充電しておいてかちゃっと外して使用というのは便利である。
で、マキタのスタンドを「できるだけ簡単・お安く・使い勝手もそこそこ良い」をDIYで考えてみました。
前提
今回の試みは、2×4のディアウォールを立てて背後に固定用の木材がある人や、穴を開けてもよいような「後ろに固定できる部分がある」ことです。
「何もない所に独立で立てたい」って人は向いてません、まあ下に台となる板を付ければできますけど。
ダイソーのシューズハンガーです。
こうカットします。カットは金ノコの刃単体でもいいですし、安物の目の細かいのこぎりでも切れます。
材がPPポリプロピレンなので大変柔らかいです。軽くあぶったりすると切断面の処理も溶けてやりやすいです。※ やけど注意
カットに際して一つだけ注意点があって、木にとめる部分だけはなるべく水平にカットする必要があります。
ここが長すぎたり、短すぎたりするとネジで止めた時に安定が悪くなります。
カットした吊り部分も使います。先端のわっかはおよそ半円になるよう切ります。そのままだとタイトすぎて掃除機の取り外しが面倒になってしまいます。
根元の棒も適当に採寸してカットします。
そのままだと、先端の部分がくるくる回ってしまいますので、穴あけしてビス(当方は3.5mm)を入れておきました。
付け根の棒は、上の大きなハンガー部分より長めに柄を取って、横から見て斜めに置かれるようにカットしました。=重い本体部分が奥になるようにする
写真の感じでネジで固定しました。ここも注意点があって、ハンガーの穴をきっちりにすると、ハンガーをがっちり抑えてしまいハンガーが広がってしまうので、ハンガー側の穴はゆるめであくまで保持するだけにしました。
ハンガーの位置ですが、ダイソンと違ってマキタは良いフック位置がありませんので、ちょうどバッテリーパックの下にしてみました。
下のわっかの位置ですが、アタッチメントを付けた状態でも問題なく入るような位置にしてみました。
ダイソー製のハンガーの場合、Φ9.0mmでしたので、9.0mmで穴あけしてねじこみました。
ついでに、急速充電器のセットもしました。急速充電器の裏側には固定用のフック穴があるので木を接着してネジを2本立てただけです。
まとめ
予想以上に使い勝手が良い。固定位置だけは慎重にきめてね!
- マキタの急速充電器に電池を脱着する時に、充電器ごと外れることがあったので、上に固定用の木を追加しました。
- スイッチ付きコンセントを増設し、充電していない時は充電器に電気が流れないようしました。
- フックも付けて、予備バッテリーとブラシを入れるのに使っています。
# うちので良ければ細かい寸法などもお知らせしますので、コメントくださいませ!
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