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タッチPCの誤タッチ防止カバーを作る

2024年10月26日

当方の高機能_生活習慣病療養計画書ひな形ですが、タッチPCにタッチペンで患者署名をおこなった場合高確率で「誤タッチ」が発生します。このため基本的には「デスクトップPC + ワコムのサインパッドを使う方法」をおすすめするようになりました。

とは言え、出先やデスクトップPCの設置されていない場所での使用を考えると、コンパクトなPC一台ですべて済む便利さは捨てがたい。

なんとかならんか。。。と悩んだ末にここに至っております。

誤タッチには2つあって、1つは下部のツールバー部分を触ってしまって処理がacrobat/PDFから外れてしまう場合です。これはwindowsの設定で” ツールバーを自動的に隠す ”を選んであげればほぼ防げますし、もしフォーカスがPDFを外れてしまっても(小さな点は書かれてしまいますが)指でちょんとPDFの署名欄の外でもタッチすれば、フォーカスはPDFに戻ります。

問題は、、、、

タッチペンや指でPDFファイルをチョンチョンと触ると「ダブルクリック(ダブルタップ)」とみなされてサイズが変わってしまうことです。大きくなるなら良いですが小さくなります。さらにチョンチョンするとまたサイズが変わります。。。※ 2段階

PCの画面にサインすることに慣れていない患者さんや、おっかなびっくりそっと書こうとすると、” チョンチョンタッチ状態 ”となり「あれ?画面が。。。」となります。

「そんなの解決簡単じゃん?」と思った方、実はwindows上でダブルクリックをOFFにする方法はありません。。。。さらにacrobat上でもこのチョンチョン問題はそこらじゅうで文句書かれていますが、対応方法がありません。。。。1週間位ネットの海を彷徨しレジストリをかなりいじりましたが無理でした。。。。

解決方法を知っている方はぜひお教え下さい!

タッチカバーを作る

1,材料 100均セリア B5サイズのウッドフレーム X2 個 ← PCのサイズに合わせて下さい。
  プリント合板(化粧板べニア板) 2.5 mm厚 、 両面テープ(薄・厚)
  吸水テープ 3mm厚 X 幅25mm
  道具 カッターナイフ、はさみ、+ドライバー、金属ものさし 

※ 化粧板以外はセリアで揃います。ただのべニア板だと安いのですがささくれが心配なので上からカッティングシートでも貼ると良いですね。あるいはささくれの無いMDFって手もあります。

2,ウッドフレーム=写真立てなんで、裏のネジを外してばらします。

3,あう!そのままではB5サイズのPCが入りませんでした。。。

4,中の段差をカッターでカットします。一気にはできないので少しずつ10回くらいで裏側まで刃が通ります。
隅っこがやりづらいので立ててやりました。

4,2個やって軽くやすりかけます。上下に重ねてPCを入れてみました。上下の枠を両面テープで貼りました。

5,セリアの厚さ3mm幅25mmの吸水テープの幅をカットします。

6,貼り付けます。PC入れてみた。いい感じです。

7,べニア板をカッターで切ります。同じサイズの型紙を作ります。

8,実際の画面に合わせてマークします

9,あとはべニア板の内側をカッターで切って、両面テープで貼り付けたら完成です。
※ カッターでべニア板を切るときは20回くらいで刃が裏側に出る感じでやると良いと思います。周りの枠よりも木が硬いので注意。


10,仕上げとして マウスのボタンを「Alt + < 」に設定します。
⇒ 基本編参照。

これで完璧ではないものの、実用範囲内に入ったと思います。