エアコンの熱交換器をDIYで交換する・その2・パーツ注文と工具
パーツ注文
漏れ箇所が「熱交換器本体」とわかったのは良いが、個人がどこでこの部品を注文すればいいのか?
色々情報を調べたところ、以下の2店が個人でも売ってくれるようだ。見積もりを取って安い方から購入。
・エアコンパーツマニア # トップページに各社のエラーコード検索があって便利!
・パーツシステム株式会社
※ なお、ダイキンの場合は下記D-searchからパーツ図とパーツナンバーがわかるので、”もしかしたら”家電店でパーツナンバーのみ言って注文できるかもしれない。
実は家庭用エアコンの熱交換器パーツの値段は1万5千円~2万円位らしく、これに当然ガス代もかかる。
工具以外に必要なのは「正しい知識・勇気と挑戦心・最悪=買い替えのリスクを受け入れる覚悟」
これがあれば大幅に費用を節約できる。
必要なもの
・工具: 実は工具はレンタルでしかも「冷媒ガス込み」で、ヤフオクにレンタルがある!
1泊2日で6000円くらいである。2泊にしても+2000円位で工具もプロが使う一流品で、冷媒ガスも込みなのでこれはお得。1回限りの熱交換器交換にターゲットを絞って行うならこれがいい。
当方もエアコンを取り外して清掃した時にレンタルを借りたことがあるが、たいていこういったレンタル品には親切な説明書が入っているので、わかりやすくてとても良かった。
変態な人は真空ポンプ・エアコン用のトルクレンチ・モンキー・六角レンチ以外に下記を準備してください。
・冷媒ガス: R410aやR32など機種に応じて。ガスの種類と規定量は、室外機や取説に書かれている。通販で買える。家庭用は1kg前後らしい。
9kgや10kgのボンベはサイフォン管がついていて、これは何かっていうと「ガスタンクをひっくり返さなくても正立の位置で、そのままガスを注入できますよ」ってことだから、9kgもいらんので、3.7kgの小さなタンクをひっくり返して注入することにした。
・マニホールドゲージ: 家庭用はシングルで良い。冷媒ガスの種類の適応に注意。ものすごく安いやつは大体クルマ用エアコンのR134aだったりする。※ ホースも3本必要
・はかり(チャージングスケール): どれだけ冷媒ガスが入ったかは重さで測るしかない。要は最初のタンクの重さから軽くなった分だけガスは注入されているわけで、袋引きの機能がないといちいち引き算しなきゃならなくて大変だし、ガスタンクを置くので測定値は手元で見えた方がいい。
タスコとかのメーカー物は馬鹿みたいに高いので、下記をぽちっと。
・ チャージバルブ: レンタルのフルセットには入っているようだが、チャージバルブが無いと微量のガス注入の調整がやりにくいっていうのもあるんだけど、室外機のサービスポート=ガスを注入するムシのついたバルブにチャージホースを直つなぎだと、「規定量ガスチャージしました。ガスボンベのバルブ閉めました、さあ外しましょう」って時に、チャージホースのネジをゆるめて素早く外していくんだけど、サービスポートからのガスの漏れ以外に、ホース内に高圧のガスが残っているので「低温やけどをしやすくなる」から絶対あった方が良い。
・フレアツール: まさかちゃんとしたフレアツールなしでこれをやろうとしないだろうけど、熱交換器を交換する場合は少なくとも室内機側のフレアは切りなおすべき。
#よく売ってる2-3000円の安物は全く使いものにならないので注意。(持ってる笑)。メルカリにも未使用品が安価で売られているから要チェック!家庭用のエアコンなら2分・3分のみできるショートタイプでOK
## やってみるとわかると思うんだけど、フレア切るには結構ネジを回す力がいる。だから羽の長さの長いものや、インパクトを持っているならばインパクトが使える奴がいい。ラチェットを使えるものもある。
準備ができたらいよいよGo!
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