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DIYでエアコンを設置してみる。その1

2020年12月17日

「エアコンをDIYで設置する」これは私をはじめ多くのDIY好きが考える事ですが、なかなか踏み出すことが難しいのではないでしょうか?

理由として真空ポンプをはじめとしてエアコン用の道具がいる

ノウハウの不安

壁に穴をあけるというストレス

しかし今や道具は格安で中古で買えるようになりましたし、レンタルを使えば大幅に節約できます。
ノウハウや情報は動画をはじめとしてあふれています。
なので最後の穴あけが「挑戦するまでの一番の心理的障害」かと感じます。


当初は取り付けはプロにお任せするつもりでしたが、エアコンの洗浄や取り外し洗浄をしていくうちに「あれー?ねぇー刑事さん。これ、なにをする道具なんだろ?(コナン風)」と工具やら一式そろってしまい、「こうなったら!」と挑戦しました。


で、今回トライしたわけですが、「はっきり言っておすすめしません。」


初めてたった1回やっただけで恐れ多いですが、トライするまでにかなり情報を集めました。そこで、自分なりDIYで設置できるのか?プロに頼むべきかのパターンを考えてみました。


・DIYで設置するのも「アリ」なんじゃ?パターン


1、既にエアコンがついており、買い替えで設置穴を再利用できそうな場合。

これは一見、誰でもDIYでできそうに思えますが、落とし穴があります。「設置穴を再利用できるかどうか?」です。元のエアコンより本体サイズが大きい場合はうまく合わない場合があり、穴が標準的な65Φの場合は、ダイキンのうるるとさららのような加湿機能のホースがある場合は穴を拡大しないと厳しい場合があると思いますので、事前の十分な下調べが必要です。


2、どうしても最安でやってやると燃える方。

ドリルの細いやつで円形に穴を開けていき、そのあいだを細引きのこぎりで切って何とか穴を完成させます。場合によっては木工用のホルソーを使い捨てで補助に使います。外壁がALCならば中に細い針金が入っていますので、そこはカナノコで切っていきます。配管はセットもので余分な長さは丸めることで対応します。真空引きはせず、中に入っている冷媒でエアを押し出す”いわゆるぷしゅー設置”です。トルクレンチは使わず角度法で締め付けします。化粧スリーブは付けずにテープで巻くだけにします。実際にこう言った方法でDIYされている方はいるのでできなくはないと思いますが、それなりの勇気とDIY技術がいりそうです。


3、DIYでやってみたい人。私がそうです。こうゆう人は仕方ないですね。。。


・DIYではやめた方がいいのでは?パターン


A、外壁がタイルやレンガ、コンクリートの場合


ドリルで細かく穴あけが困難です。コアドリルもダイヤモンドコアドリルが必要となり多分ハンマードリルもパワーのあるものでないとなかなか穴が開かないのでは?。
ダイヤモンドコアドリルは中古でも2万円位するし、間違って鉄筋にでも当たったら大変です。これはプロに頼むべきです。


B、そばにエアコン用コンセントが無い。


コンセントを設置するには、電気工事士の資格が必要です。100Vから200Vへの変更は資格持ってれば簡単ですが、新規に配線をひっぱるのは経験とノウハウがいりそうです。 また夏場の天井裏や床下は地獄です。。。。


C、斜め天井など特殊な位置に取り付ける方 : エアコン屋さんとしての経験がいります。


壁に穴を開ける

0、と、その前に、、、、エアコン選定

「忘れがちですが、そばにエアコン用コンセントあっても、欲しいエアコンがつくスペースが物理的にそこに無いと」、どうやってもつきません。


1、筋交いの想定

筋交いの基本はぐぐってみて下さい。筋交いに穴を開けてしまうと耐震強度が落ちるので絶対に避けるべきです。筋交いは斜め一本のシングルとばってんの二本ダブルの場合があり、その方向と向きは家の図面に書いてあります。

下記は当方の家の図面です。エアコンを赤の感じでつけようとしています。
外はベランダです。黒三角形の向きから、筋交いは家の外・黒丸の支柱の上方から斜め下に入っているとわかります。

プロは場合によっては筋交いと支柱の三角の部分のすきまに穴あけするみたいですが、素人にはリスクが高すぎるかと。あと、壁を叩けば判断できるという幻想はやめておいた方がいいです。実際、壁をドンドン叩いてみたのですが、間柱はわかりますが、筋交いはあんまりはっきりしませんでした。また下地センサーは補助にしかならないと思います。


2、エアコンの位置の想定と穴あけ

プロは背板だけで位置出しできちゃいますが、安全策をとってエアコンの箱でエアコン本体の実寸を切り抜き、そこに背板を置いてマーキングや穴位置を書き込みました。結果として側壁のある右側のスペースの確認やら、下穴開けに活躍したのでこれは良かったと思います。

写真の縦の養生テープの外側が、窓側に120mm角の柱があると考えた想定ラインです。このラインから気持ち開けて4か所試験的に穴を開けました。

幸いなことに柱に当たりませんでしたので、ここでΦ70mmのコアドリルで、まずは内装の石膏ボードだけくり貫きます。

断熱材のビニールを切り、繊維を寄せて隙間をつくり、外壁まで何もないことを確認してから、ちょっとドキドキしながら穴あけを続けます。#ちなみにこの穴は少し外壁側が下がるように開けて、ドレン排水の勾配を付けないといけません。

途中一、二度ALCの筋で引っ掛かりましたが、あっさり1分前後で開いてしまいました。
「まあ案ずるよりなんちゃらか。。。」
もともとALC自体は発泡コンクリートなので柔らかいのに加えて、厚みが37mmしかなかったためと思います。

こんな感じです。
ちなみにコアドリルはALC用の程度の良さそうな中古、ハンマードリルも中古で両方合わせて9千円程度に収めました。結構リーズナブルに収めたのでは?


・ALC: 最近の外壁によく使われている・ALCにはさまざまな厚みがある。ALC自体は軽量気泡コンクリートなので柔いが、中に鉄筋の筋が十字に入っている。ALCパネルとALCパネルの繋ぎの太い鉄骨をカットしない限り、穴あけでパネルの中の筋をカットしても問題はない。
https://www.alc-a.or.jp/kindstandard.html

・コアドリル: ALC用があるコアドリルのシャンク(=軸)は、SDSプラスシャンクという、軸に4つ切り欠きが切ってあるものがメインだとわかりました。ALCのコアドリルは回転モードなので、これを普通の電気ドリルにくわえられれば無駄な工具が増えなくてよくね?、、、なんて考えたわけです。


でもこれは使えないんです。Yahooの質問箱に回答がありましたし、購入しようとした人に質問したら同じ答えが返ってきました。以下、抜粋します。



「基本的にSDSビットをドリルチャックに入れると、チャックの3本の爪のうち必ず1本以上SDSの溝に入ってしまうため、刃がブレて回転してしまいます。そのためにSDSのアダプタはないかということですが、そんな部品はないと思います。」


電気ドリルでくわえられるストレートのシャンクもありますが、かじったときに滑りそうだし、低速トルクが足りない気がする。だいいち「電気ドリルでコアドリルくわえてやった人を見ない」、せいぜい通常のホルソー。

じゃあ振動ドリルはどうか?っていうと、こっちはクラッチが無いから、かじった時の反動で腕をねじられる可能性があって、結局プロが使うスタンダードな構成の「ALC用コアドリルΦ70mm+ハンマードリル」と。
#なんで標準の65Φじゃないかというと、シーズンなので安い65Φの中古がなかった(笑) 


初日は緊張もあって、、ここまでで終了~。

だって家に穴あけとかしたことないし、ハンマードリルも使った事なかったから(笑)

虫が入らないようテープで穴ふさいで翌日へ。