プリンター用のスライドテーブルの自作に挑戦する
プリンターを新調したのは最近書いた。
で、新しいプリンターはA3対応なので奥行きが深いわけで、後ろの手差し原稿台を開くときには少しプリンターを前にずらさないといけない。ちょっとていうか結構重い。。。。
「スライドテーブル買えばいいじゃん!」って普通思いますよね?
ちょうど良いサイズが無いのと、うちはプリンターが棚とかに置かれてるわけじゃなくって、床の間の台の上に置かれてるだけだから、そこにスライドテーブルが設置できますなんて変な商品は無い。
一番の問題は「床の間の木に穴を開けてレールを固定する」と言ったら、連れが「絶対ダメ!」って言うに決まっているから。
# もし、木の棚ならそこにスライドレールを造設して板をはめればいいだけの話だし
# 床の間の板や設置面に穴を開けて良いなら、この件はすごく簡単で「底引きスライドレール」を使って、板の裏側にレールを平行に取り付けるだけでよい。
床の間の板に傷をつけずにスライド機構を作るって、、、。苦悩のDIYの始まり。
スライドテーブルを作る
最初は「プリンターが乗るサイズの板を買ってきて適当に切って、両端にスライドレールを付けて、両脇にその板より少し高さのある木を配置すればいいから簡単!」と思っていた。
でも、よく考えてみると「両端の木ががっちり固定できないから、前後にずれたりするとまともに動かないから、あいだに木を入れて四角形にしないとだめだな」となった。
前回、木工が下手すぎなのを自覚したので、道具をそろえた。
# 今まで180円の差し金だけでなんとかしようとしていた。
- スコヤ 15mm 1,450円
- 一発止型定規 1,705円
- 建築用2H特選鉛筆 3本入り 349円
使ってみて思った。一発止型定規と建築用鉛筆「神!」この中で一点だけ買うとすれば、ずばり一発止型定規。ポリカーボ製なら600円位で買える。# 木材を ”まっすぐ切るって意外と難しいから” 絶対あった方がいいよ。
・ 買ってみないとわからないスライドレールの幅スライドレール自体は2段引きのホムセンで売っている、ごく一般的なものであるが「幅の寸法とか書かれていなくって、長さだけだから買って採寸するしかなかった」一応店頭でパッケージの上から計ってみたが、開けてみたらそれより大きかった。アウター側: 幅約36mm インナー側: 幅約 25mm
・ 材料 実はこれよりかなり色々買ってしまった。これも全てスライドレールの幅がパッケージの上からでははっきりしなかったためである。# 最終的に使ったものだけ書く 値段は税込みホームセンターで購入
- 底板: パイン集成材 450 x 600 X 19 mm 1,518円
- 両サイド: 赤松タルキ 45 X 55 X 990 253円
- 前後支え: ホワイトウッド 19 X 30 X 1820 187円
- コースレッドフレキHC 70本入り 4.2 x 75 305円
- タッピング サラ 100本入り 3 x 25 多分300円未満
- 取っ手 家にあったやつ
- 仕上げ用 100均 ニス 2本
- 100均 刷毛
- 100均 地震の時の転倒防止GEL 2セット ←これが今回のミソ
- 紙やすり適宜
材料をカットするこの中で注意した方が良いのは、横の棒の長さで「実際にスライドレールと組みつけてみないと幅がはっきりしないから」 現物で合わせた方がいい。実際、作ってみたら後側の棒はうまくいったけど、前側は長さが微妙にたりず(多分1mm位)スライドがきつくなってしまった。ワッシャーかましてごまかしたけど、長さが長すぎても短すぎてもスムーズなスライドに支障が出る。 # 気持ち長めでカットするといいかもしれない。
で、こんな感じで作りました。
裏の小さな木はストッパーでこのプリンターの前後の半分未満の20cmで止まるようにした。
重量バランスを考えて、万が一落下すると危険だから。
あと、当初は20cm引き出した時に安定するように「引き出した時に足となる機構」を裏側につけようと思っていたが、良いアイデアがなく今回は結局やらなかった。
・ ニスで適当に塗装する。めんどくさいので1回だけ、適当。# 100均刷毛は抜け毛が半端ない。塗る前によく水で洗うとかした方がいい。
・ スライドレールの後ろ側のゴムロック機構が結構しっかりしており、スムーズに引き出せないので後側のゴムを少し削った。(ここは好みで)
できました!
写真でみると、今にも前に落ちそうですが、実際には引き出し量を前後の半分未満で抑えているとの、地震の時の転倒防止GELがかなり粘着力があって、安定しています。あとは、地震などの時のために前側に何かロックでもつければOKかな?
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