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ガス乾燥機 乾太くんの排気ファンあたりの修正に挑戦する ~DIYの挑戦~

2021年1月9日

部品が出ないシャフト。道が絶たれました。

シャフト修正か、、、、、、。DIYではとても無理だ。
シャフトを特注で作ってもらう手はあるが、費用が掛かりすぎる。第一結構複雑な形状だから素人では採寸ですら怪しいから現物持ち込みだな。そこまでして治らなかったら目も当てられん。
実家に行けば旋盤とフライスはある。
デブコンのチタン入りパテでシャフト修正してみる手はある。
ただ、そのためには段付き摩耗部を旋盤でもっと削ってパテの肉盛りを増やさないとだめだろう。
それに俺の腕ではどこまでできるかアヤシイ。
途方に暮れて、キッチンにあった、アルミホイール巻いてみる。
厚さは11ミクロン約0.01mmで申し分ない、ぶれも出なくていい感じだけどね。2巻きだと厚いかもね。
だけどアルミじゃあね。。。
ベアリング内輪と喰っちゃうだろうし。喰っちゃえばそこは削れて段々元通りと。

あーあ。


シャフト修正に関して検索してみた。どれもプロの世界の話題で途方に暮れる。
だが、その中で

「現場での応急的にはシャフトを黄銅で巻き、巻きの開始部分と終了部分に隙間を開けて瞬間接着剤で貼る」

 
と言うのがあった。
「これでいけないか?」
黄銅=真鍮は柔らかい。にもかかわらず軸受け側に使われたりするらしい。
つまり柔らかいが摩耗しても、アルミのように食いつかず滑らかさを保つことができるのでは?
と考えた。
何よりシャフト修正の専門家が材料として挙げているので間違いないだろう。
これで行く!ほかに道はない!

モノタロウで真鍮テープを注文。厚さは0.01mm。なお、これ未満の厚さはなかった。

ついでに近くのホムセンで瞬間接着剤と金属補修も可能というデブコンのS-6接着剤を購入した。
まず真鍮テープで試してみたがはがれてしまった。。。。
で、シャフト全体に養生テープを貼って、デブコンのS-6という鉄粉入りの接着剤で肉盛りをやってみたが、配合比率が悪いのか肉厚が薄すぎるのか、うまくいかなかった。
シャフト養生テープ巻き
あきらめずに再度真鍮テープでトライする。
瞬間接着剤を厚めに塗り、軽く乾かしてからひっぱりと面圧をかける感じでやってみたら。。。。
「ついた!」段付き部分で余分な部分をカッターでカットする。

新品のベアリングで具合を見てみる。

ちょっときついが、押し込んだらうまい具合に真鍮部分がつぶれて平らになる!
で、元のプーリーASSYに軽く叩いではめ込んだ。
「いい!シャフトのぶれがきっちり収まってる。」

で、喜んで組みなおしたら「あれ?まだファンあたるぞ!!!なんで???」

実はセンターの逆ネジの締め込みが緩かったようです。
ここをきっちりしめなおしたら。「できたー!」
→ 後日2回目の直しでちゃんとできていなかった事が判明!
# 排気ファンやジュラコンワッシャー、ドラム側にある真鍮のスペーサーなども頼んでしまいましたが、治ってしまいました。
## まあいつまで持つかですね。”単にやってみたかっただけ”なので、これで壊れたら買い替えです。
### せっかく直したのに、2週間近くも乾燥機熱にうなされていたためか、連れは激おこです。
実はちょっとドラム自体の回転が重い。多分ファンケーシングの円周に付いているフェルトが劣化してるためかな?
→ 後日2回目の直しで原因が判明
ファンケーシング