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第二種電気工事士 受験体験記その2・実技の受けてみて思ったポイント

2020年12月11日

第二種電気工事士 受験体験記その2・実技の受けてみて思ったポイント

筆記試験の合格を受けて、すっかり気が緩んでしまった。

だが、この試験の 本当の難しさは「実技」にこそある と誰でも容易に想像がつきますよね。
電気工事士2種の合格率は高く、どのサイトを見ても「やさしく誰にでも受かりやすい試験です」と書いてある。
 
でも私に言わせれば「それ、ちょっと言い過ぎでは?」
筆記の合格率が大体65%で、合格した人が受ける実技が70%位。
全体では(0.65 X 0.70 ) X 100=45.5%
あのさあ、、、、全体では一発合格は5割切ってんじゃないの?
それに、実技では思わぬ事が起こりうるから油断が出来ない。
何しろ時間が余りまくる筆記と違って、こっちは試験時間が40分しかない。
実技で落ちるパターンで一番多いのが「時間内に作り終わらない」らしいし。
やってみればわかるだろうけど、作業をよどみなくやらないと、見直す時間もほとんど残らない。
それと、筆記と違って「1箇所でも作業内容として不適合」なら、「即不合格」であるから。
以下は私なりの方法論と感想なので、参考程度でお願いします。
# 「自分なりに間違いがなく、やりやすい方法」
  が最良と思います。

0、できるだけ本番に環境を一致させる。
 
本の付録とかではなく、公表されている候補問題を印刷して、問題ごとに解答もつけて1冊にして「できる限り試験本番に近づけて練習する」。
試験会場の机のサイズ(試験会場が大学ならば、たぶん学生が講義で使う、横長で一列の前後の短い机です。)を想定して、机のサイズのダンボールを切って置き、この上でやることにした。
やりたい問題を置いて、まず問題通り支給サイズで配線をカットして、あとは支給されているものだけを机に置き。よーいどん!でストップウォッチ押すとともに開始するのです。
最初の配線の長さのカットミス、コネクタやリングスリーブのまとめ違いなども、「残り時間10秒でもいいから修正して時間内に作りきる」練習をします。
# ここで大事なのは開始したら「あっ。トイレに行きたくなったから時計を一時停止」とか「あれ?用意した材料が違ったからストップストップ」など、一切の言い訳を自分にさせないことです。
## 本番でもトイレに行けばその分時間はなくなるし、我慢すればミスも出やすくなります。
また、最初の材料確認で見落とせば、どうやっても不合格ですから。
### なお試験問題の下の方に「2B-4」とか書いてあるのに気づきました?
令和2年以降は知りませんが、あれ、あのままなので、透かしたりしなくても試験開始前に何番かわかりました。
#### この方法の最大の問題は1問やるたびに必ず40分以上かかるという点です。
次の問題をセットするのに時間が結構かかる。5分くらいは必要。
コンセントの取り付け枠・レセプタクル・コネクタは再利用していたので、特にコネクタから配線を抜くのが大変で手が痛くなります。コネクターを再利用しなければかなり短縮できますが。

  
1、複線図は書かない。
 
複線図をあらかじめ書くと、最終的な配線段階でリングスリーブやコネクタ段階でのミスは
”ほとんど”なくなる。この”ほとんど”が曲者で、複線図から実体への見まちがいがあると、予想外に時間を喰ってしまう。しかも「複線図は完璧だ」と思いこんでいるので、見まちがいに気づきにくくなる。
配線図だけ見て、直接実体で配線できるようになると、それだけでも5分間は余裕が出来るわけで、40分間のうち5分間は大きい。
# YouTubeで動画を公開されている方がいるので、必見。

 
2、コネクタへ配線挿入やスリーブ圧着前には何度も見直しをする。
 
変わった作り方をしない限り、回路を確認してリングスリーブの圧着とコネクタ挿入が最終段階ですよね?
ここさえ間違わなければ、あとの部分はうっかりミスがあっても修正は容易だから、
「やる前に何度も確認すべき」
複線図を書いていた頃は、ここでうっかりミスがあってやり直した事が何度もあるが、やり直しをすると時間が極端になくなる。だから、ぜったいにこの部分で間違えない。配線の確認に5分かかったとしても、つなぎは2分もあればできるでしょ?

3、こま切れ時間や作業できない時間は「イメージトレーニング」にまわす。
と、色々えらそうに書いておりますが、候補問題見たりDVD見たりしたのが、約14日前。
複線図書き出したのが約10日前、同時に部分部分の練習をしだして、試験形式の作り出しが約8日前と。。。
 
なんでだろ?またギリギリになっちゃたよ。。。(泣)
 
>それでですね。残された時間が限られているわけです上に書いたように配線カットして、器具をセットしてからストップウォッチ片手にやるわけです。
用意や次に問題のセットまで5分はかかるわけで、毎回最低でも45分はかかる。。。
「うわ~ん。ドラえもん~時間がないよ~。」
はい、寝る時間削りました。仕事のお昼休みはご飯の時間削って毎日40分やります。
わずかな休憩時間は問題の配線図だけ見てイメトレです。
眠りに落ちるまでベットに入ってもイメトレです。
オクで買ったセットはジョイントボックスの穴が大きすぎて、本番のものと違うのでAmazonで頼みました。
なんか色々と足りない上に、間に合わない気がしてきました。。。。
ブッシュのサイズが違うし金属管もこれでは練習にならない。
配線も足りなくなってきました。
ああ、amazonとモノタロウはどっちが速く届くんだろう?
最終的には現物です。仕事帰りにホムセンに寄らなくては。
ある日、連日の睡眠不足と仕事の疲れでソファーで寝てしまいました(泣)
あ~あ~時間がないナリ~。
しかし、私には秘策がありました!
試験前日の土曜日が、お仕事が休みなのです!!!
ちなみに私は完全週休2日ではないので、これはラッキー!!!
神様に感謝せねば、、、ナムナム(ん?仏様か)
ここで死ぬほど作りまくれば(うひひ、、、)
ところが、あまりも短期間で13問をおおよそ2周やったため、なんと前日には「なんか腕に力が入らんし、ペンチ握ると腱が痛い。ある種の腱鞘炎かな?それに手がむくんでおりますぞ。。。」
 
なので、前日は実際の作業は諦めて、ひたすらイメトレ。こうやってああやって、、、と。
手が動かせなければ、頭の中で動かすのじゃ!ふぉーすを。。。使えりゃ苦労せんわ。。。

その他
・ 実技試験中に開眼!(笑) 配線だけ先に作る。
試験開始したら「あれ?俺いつもとやり方違うぞ?!」
「ああ、配線だけ先に2つ作っちゃったんだ。緊張してないつもりでも緊張してんだなあ。」
「、、、じゃあ、配線だけ全部作っちゃおうと。」
実は初めてこの方法でやりました。
今までは動画や本のお勧め通り、1パートづつ作ってきたわけです。で、やってみたら「これ速いわ」
「なんで今までこの方法でやらなかったんだろ?」
本番中に開眼!(笑)

・ 動画で紹介されていた、タイラップはリングスリーブ部分に特に有効。
 
ホーザンの合格クリップも買いましたが、配線を留めるのが意外とやりづらい。
そのくせ拘束力は弱いので抜けたり、ずれたりしていまいちです。
動画で紹介されているような小さいタイラップをあらかじめ丸わっか作っておいて、沢山持参します。
# タイラップの方が速いしきっちり締まります。

 
・ 小手先ワザとして、レセプタクルのネジの早回し用のドライバーを用意。
 
レセップのネジ、緩める時に無駄に時間がかかってイライラしませんか?
(ネジサイズが合っていないので本当は最初の部分はセットのドライバーで緩めるべきですが)
ホムセンの980円位の精密ドライバーセットですが、
手のひら部分でドライバーのお尻を押さえて指の動きだけで回せるから。めちゃくちゃ速いですよ。
ホムセン精密ドライバー
  # ただし、締めの最後は指定工具の+ドライバーできちっとやらないと駄目です!

・ 実技の材料の入っている箱は入れ物に向いていない、むしろ邪魔なんでは?
よく「支給される材料の箱は小物などを入れてうまく活用しましょう」って書いてあるじゃないですか?
あれウソじゃね?
なんでかと言うと、箱の中には仕切りのダンボール板があるわけで、底上げみたいになってました。
こいつを外して単なる箱に、、、と思ったけど、すぐに中の板を外せる様にはなっていなかったと思う。外箱と一体化してる。だからこいつを切ったりへこましたりまでして器具入れを作る必要はないと思った。けど邪魔だなあ。。。足元に捨てようと思ったけどそれもなんかチェックされると嫌だしなあ。。。。
ふとお隣さんを見ると、端に寄せて工具などを乗せる台にしていたので、
「ぐっじょぶ! 」と心の中でつぶやきながら、即まねっこ。
# 乗せておいたのは問題で使わない工具。問題配られた時点でわかるしね。
## コネクタとリングスリーブは袋を破っただけにしとくのが良さそう。

・ 長い配線はあえて伸ばさない。
 
” 材料確認時に配線を伸ばしておこう ”と良く書いてあるけど、” 短いのは伸ばして ”
” 長いのはそのまま丸めておいた方が取り回しが良い ” と思う。
机が狭いから、却って邪魔になる。

="null">・ 圧着工具をリリースする方法をやっておく

 
・まだあまり作り慣れていない頃に、圧着失敗して途中で噛んだ状態になったことがあって、
「こんなもん知らなくても、解除(リリース)できんだろ?!」とか思ったら、うまく出来なくてえらい時間をロスした。必ず1回だけでもやっておく事をお勧めします。

・ エコケーブルの被膜はストリッパーでは剥きづらい、電工ナイフで剥く方法もやっておいた方がよい。
中の線は1本ずつストリッパーでできますが、被膜もできなくは無いけど。。。

本番は作業量の少ない、易しい問題が出たこともあって15分は余った。
完成後4-5回見直して、さらに試験が終わって回収されるまで(手は触れられないから)にらみつづけて、さらに他の人たちのと比較してた。
 
絶対大丈夫だと思っていたけど、合格ハガキが来るまで「もしあそこが、、、」とか考えてしまって落ち着かなかったです。
 
合格ハガキ来たから、速攻で免状申請に行ってきた所です。
せっかく筆記で受かったなら絶対に1回で通そうよ!
実技はなめたら落ちる!
 
ミスを修正する力と慣れも考えれば作業量が一番大事。
なにか参考になれば!がんばってね!