ハムスターの地下型巣箱のその後
以前、ハムスターの地下型巣箱に感銘を受けて導入してみたことは書いた。
でも、現在は廃止してしまった。
導入が失敗したとは思っていない。なぜなら、、、
・すぐに気に入ってくれて部屋の整頓をしだした。
・ハムスターは右側の大きな部屋で眠り、その端の方にタネなど食料を備蓄している。
・トイレの部屋を1つに決めて、そこでおしっこをする。
・最初は出口付近の部屋は使わなかったが、全部使い出した。
・慣れてきたら、蓋を開けて掃除をしても拒絶反応はなかった。
だから。
で、なんで廃止したかと言うと。
「全然出てこなくなった。ひきこもりがすごい。」から。
餌はちゃんと食べてるし、夜とか出てきて遊んでることもあるんだけど、見に行くと、さっと地下に潜っちゃう。活動自体の時間も明らかに以前に比べて減っている。
これは他のブログとかでも報告されているので、うちだけでは無いだろう。
それが野生に近い活動時間なのかも知れないが、、、、、
なんで飼っているのかよくわからなくなり、子供たちはさらに興味なくなり「世話は私しか」しなくなり、つらい状況に。
多分、飼い始めの頃、最初からこれを導入すれば、呼んだらこの箱もとい地下から出てくるようになるかも知れないが、うちのはほとんど無視。
何日も顔を合わせられない日が続いた。まあ蓋が透明だから巣箱で眠ってたり元気なのは確認できるんだけど。
正直「なんのために飼っているのかわからん。。。」
ちなみに言っておくが、今までは普通の巣箱で寝ていても呼びかけると、眠い目をして出てきていたし、その後餌をあげたりできていたし。手の上に餌を乗せても食べていたし、勿論、噛まれたことなんか一度も無い。掃除が長くなった時に、狭いケースにずっと入れておいたら、一度ジッって鳴かれたくらいで、基本慣れていると思っていた。
地下型巣箱自体は、とても気に入っているようなので悩んだが、、、、廃止することにした。
考察
・おそらく地下型巣箱を導入することで、ある程度「野生の生活を思い出す」のではないか?
もともと夜型で夜に食料を求めて、あるいは縄張りのパトロールに外に出てくるわけだから、たとえ飼い主といえど巣箱の中に十分な食料のストックがあれば、呼ばれたからって出てくる必要はないわけで、しかも出口のそばに餌箱があればわざわざ危険を冒す必要もないだろう。
・通常の巣箱なら呼べば出てくるということ
地下型を廃止して、今まで通りの巣箱に戻したところ、呼ぶと日中でも出てくる。
通常の巣箱と言えど、ある程度は餌を備蓄してるから、餌だけならわざわざ出てくる必要はないはずである。
たぶん地下型巣箱は「従来の単なる箱に比べれば、ハムスターにとってとても居心地がいい。安心できる”家”」なんだと思う。
通常の巣箱は「(餌をくれるかも知れない)飼い主からの呼びかけを、無視できるほど快適ではない”一つの寝床”」 と言うことだと思う。
ペットを飼うということ
今回の件で、「ペットを飼うということは、しょせん飼う側=人間の自分勝手な満足行為では?」という、悲しい現実を再認識した。
できうる限りその生き物にとって快適な環境で飼ってあげたいという部分と、ペットとしてコミニュケーションをとりたいという部分がぶつかってしまった。
ハムスターの寿命は平均2年と短い。
~ もうすこし別な方法で快適なゲージを考えてみることにするよ。~
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